こんにちは。
世田谷区奥沢、田園調布、自由が丘エリアのパーソナルトレーニングルーム併設鍼灸マッサージ治療院 THE DiME です。
最近、以下のような心身の変化に心当たりはありませんか?
カラダの変化
・背骨の柔軟性が低下し、前屈みになりやすい。
・手足の屈筋群が優位になり、全身がこわばっている感じがする。
・光を眩しく感じたり、目が疲れやすかったりする。
・食いしばりや顎関節の不調がある。
感覚の変化
・音や光に過敏になり、些細な刺激でも不快に感じる。
・怒りっぽくなる。
内科的変化
・消化不良や下痢が続く。
・炎症反応がなかなか治まらない。
・脂肪がつきやすくなった。
・風邪をひきやすい。
・血圧が安定せず、呼吸が浅く速くなりがち。
これらは、心身がストレス過多の状態にあり、様々な機能が正常に働かなくなっているサインかもしれません。
ストレス反応の評価と対応
ストレスに対する体の反応は、自律神経系や内分泌系、免疫系を介して全身に影響を及ぼします。
上記のサインは、単なる不調ではなく、ストレス反応の評価対象として捉えることも重要です。
また、健康を維持するためには、「運動」「栄養」「休養」という3つの要素のバランスが不可欠です。
1. 休養 まずは「副交感神経」を優位に
ストレス過多の状態では、交感神経が優位になり、体が常に緊張しています。
この状態をリセットするためには、質の高い休養が不可欠です。
鍼灸やマッサージは、迷走神経を刺激し、副交感神経の働きを活性化させることで、心身をリラックスさせる効果が期待できます。
呼吸エクササイズのような低強度の運動も、心拍数を落ち着かせ、自律神経のバランスを整えるのに有効です。
※自律神経のバランスは、時間をかけて交感神経、副交感神経のどちらも強くなり、日中はやや交感神経が優位になるようにコントロールしていくことが大事です。単純に天秤に例えて、副交感神経優位であれば良好という考えは少し問題が生じてくることもありますので注意が必要です。
2. 栄養 体質に応じた食事の選択
ストレスは腸の透過性を高めることがあり、これが全身の炎症反応につながる可能性があります。
この時期は、腸への負担を減らすことが重要です。
グルテンやカゼインなどの摂取をなるべく控え、腸内環境を整える野菜、果物、発酵食品を中心とした食事が望ましいでしょう。
さらに、グルタミンなどの栄養素は、腸壁の修復を助ける役割も期待できます。
3. 運動 体性感覚の調整から始める
ストレスによる不調がある場合、まずは体性感覚を整えるような軽い運動から始めるのが理想的です。
視覚や前庭覚(バランス感覚)に働きかける運動は、神経系の過剰な興奮を鎮める助けとなります。
無理のない範囲で継続し、少しずつ強度を上げていくことが大切です。
運動を継続することで、大脳皮質の前頭葉の活性化が見込まれ、ストレスに対するレジリエンスを高める効果も期待できます。
ご自身の不調がストレスによるものかもしれないと感じたら、
専門家のサポートも有効な選択肢の一つです。
「自分だけではどうしたらいいかわからない」
「専門家のアドバイスがほしい」
と感じたら、お気軽にご相談ください。
あなたの体の状態に合わせて、鍼やお灸、マッサージ、食事や運動のアドバイスなど、総合的なサポートをさせていただきます。