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自律神経とは??

自律神経は人間の活動のすべてに関わっており、24時間休まず働いている神経のことをいいます。

安静時や睡眠時、夜間に活発になる副交感神経と昼間、カラダの活動時に活発になる交感神経があります。
その2つのバランスがどちらかに偏ってしまうと、さまざまな不調が出てきます。

全身の倦怠感、肩こり、頭痛、手のシビレ、動悸、不整脈、高血圧、めまい、メニエール病、不眠、胃痛、過敏性腸症候群などなど、切りがありません。
これらの症状を総称して「自律神経症状」と言い、主に「交感神経」の活動が活発になっている時に出ることが多く、適度に「副交感神経」の活動が行われている状態へ促すと改善される傾向にあります。

主な原因

① 精神的ストレス

家族、友人、仕事の人間関係の問題や不安、疼痛によるストレスがもとでリラックスできず自律神経の乱れが生じる。

② 肉体的ストレス

残業などによる過労や反復的動作により筋膜の緊張が高まり、自律神経が乱れる。

③ 環境的ストレス

冷えや光(特に最近ではスマートフォンやタブレットの光)、音が要因となり自律神経が乱れる。

④ 不規則な生活

人間のカラダは、明るくなると行動し暗くなると眠くなると言うように常にリズムを一定に保とうとします(恒常性)。それが昼夜逆転の生活や乱れた食生活を送ることで乱れてしまう。

自律神経症状の改善には、上記の原因を改善することが第一ですが、大きく乱れてしまった場合、生活を改めてもなかなか改善されない場合があります。
そんな方に「鍼灸マッサージ治療院」が出来ることがあります。

「鍼灸マッサージ治療院」が出来ること

痛みがある場合はまず痛みの原因部位にアプリーチし精神的ストレスを排除。

次に、全身の筋膜の状態をみて「興奮して硬くなった部分(交感神経優位な部分)」を探し出し緩めていきます。
興奮した部位を減らすことで全身の興奮度合いを下げ自律神経に働きかけることが目的です。

ハリ施術には直接自律神経を刺激できるという利点があります。

ハリは身体にとっては「異物」です。
この異物が身体に侵入すれば、直ちに免疫反応が起こり異物を排除 (排出) しようと副交感神経の活動が活発になります。
筋膜の硬い部位を中心にまんべんなく全身にハリを打ち、カラダ全体に副交感神経の反応が出やすい状態を作ります。
何度か施術を行うと乱れた自律神経が整ってきます。

自律神経症状でお困りの方はご相談下さい。